これから設計監理をしたい人にとって、現場にどれだけ手がとられるのか・・という事はとても気になるところじゃないかな?
現場に行くのが好きで沢山行きたい!っていう人もいれば、出来るだけ行かずに終わらせたい!っていう人もいると思う。考え方は人それぞれ。そのあたりぶっちゃけどうなのかを書いていくよ!
設計監理の『監理』とは、
・工事が図面通り進んでいるかをチェック
・納まりなど細かい部分の相談
・お客さんの意向を現場に伝えにいく
・お客さんに現場の状況を伝える
・工事が滞りなく進むようにマンション管理や近隣さんと折衝する
といった、お客さんの目となり足となり、注文した工事がしっかり進んでいるかを監理するよ!
上記のことを行う為に必要があれば、現場に足を運ぶんだね!
会社で『週に何回行きなさい』など指示がない場合、担当者が自分の判断で現場にいく機会を決めるよ!
リノベネコ個人は現場に行くのが好きで、実際に作業しているのを見て勉強をしたいタイプだよ!知識が増えていくのが楽しいよ!
ただ、本来設計は図面を書いたり新しい案件を沢山こなすことが役割であり、求められるから、好きだからといってやみくもに沢山現場にいくことは出来ないよ。
現場にいかずに効率よくこなせる人の方が評価される会社もあるかも知れないね!(ぶっちゃけ施工管理さんや職人さんからは『設計が現場にこねぇ!』って文句が出るけど!)
今は電話やメール、SNSが手軽に利用出来て、わざわざ現場にいかなくても確認は出来るよね。
それを利用して簡単には現場に行かない人もいるよ!
フットワーク軽く現場にいくと、職人さんや監督さんから喜ばれたりもするけれど、段々頼られてしまって現場監督をすっとばして職人さんから直接質疑がきたりし始めるよ!
本来は職人さん→現場監督さん→設計という伝達の体系があって、それが崩れると混乱するおそれもあるよね。
それぞれの役割をしっかり果たさないといけないよね!
現場のことは現場に任せる!と徹底している人は現場にいく回数は少ないよ!
現場の職人さんが図面をみていかに工事をスムーズに進めていけるかで現場へいく回数は変わってくるよ!
大雑把な内容だけでどんな風にしたいのかが分からなかれば、監督さんや職人さんも連絡せざるを得ないよね!
お客様の希望が図面にしっかり反映されていなくて、久々に現場いったら全然違ってやり直してもらうことになった・・・なんてなってしまったら、工期ものびるし、材料費や工賃もかかってくるし、職人さんや監督さんのモチベーションもガタ落ちだよね!
設計としても、現場にお任せ出来るくらいの作図力が必要だよね!
これは結構大切!
お客さんと打ち合わせが十分に出来ていないと、決まっていないことが多すぎて工事が進めていけないよね!
現場監督さんに聞いたら、工事のやりにくい設計者の中でもこの要素をあげる人は多かったよ!
決まっていないから、工事の段取りがたたないし、いちいちお客さんにメールをしたり来てもらって決めたりするから工事が停まるよね!
また『ここはどうするのか』といった電話や質疑も増えるし、現場にいく回数も増えるよ!
現場が始まる前に仕様を決めきる!のは鉄則だとリノベネコは思っているよ!
本音を書くとこれは現場に入って混乱する大きなところだと思う。
ほとんどの現場監督はちゃんとしているけど、中には正直に言って仕事が出来ない人もいるよ。
・材料が発注されていないくて工事が出来ない
・職人さんに古い図面を渡してる
・必要な時に必要な職人さんを手配出来ていないから工事が滞る
・そもそも図面と違うものをつくっている
・工程表通りに進んでいない
こんなことが起きていると、現場がどんどん大変なことに・・・・。
そういう人に限って、電話しても出なかったり謎に連絡がとれなくなったりするから、司令塔を失った現場はどんどん混乱するよ!
こうなったら、自分が見に行かないと心配だし、工事が進まなくてお客さんに怒られるのは自分だからね。
こんな感じの要素が絡み合って、実際に現場始まってから現場に足を運ぶのは、
1週間~10日に1回くらいが多いんじゃないかな?
ただ5のように、現場が混乱し始めてしまうと2日に1回や、場合によっては毎日張り付かないとどうしもうもない場合もあるよ。
なんとなーく全体のイメージはついたかな?