壁の仕上げって色々あるよね！
一番馴染みがあるのが『壁紙（クロス）』かな？
左官壁も良いよね！しっくいとか珪藻土！
出典：四国化成ホームページ
今回注目したいのは、『塗装の壁』だよ！ペイント！
海外映画の週末にお父さんたちがローラーで塗っている（イメージのある笑）あれだよ！
塗装壁の世界をとくとご紹介～
リノベーションの事例で良く聞く塗装仕上げ！
なんで皆塗装壁を選ぶの？流行りなの？と思うよね！
もちろん質感や風合いが好きで塗装仕上げを選ぶケースも多いよ！さらっとしたあの質感はたまらないよね。
リノベーションで用いられやすいのはその他にも理由があって、コンクリート躯体の壁や天井にもバンバン塗れるところだよ！
コンクリート躯体壁は凸凹していたりザラザラしていたりして、とてもじゃないけどクロスを貼れるような状況じゃないよ。でも塗装だったらそれを活かして好きな色に仕上げることが可能！また天井を躯体現しにしている場合、電気配線の鉄管なども出てくるけど、それもろとも塗装が可能！
木造の場合の梁なども塗装で処理が出来るね！
躯体の武骨な風合いを活かしたデザインを好むリノベーションとの相性が良いんだね！
塗装壁はDIYでも挑戦しやすかったり、沢山の色から自分の好きな色をチョイスが出来るとても魅力的な材料だよね！
『あら、うちもリフォームして壁を塗装にしようかしら・・』と思っているそこのあなた！リフォームの際は注意が必要なのです。
塗装をしようとしている壁の材質は何かな？クロスの場合上から塗ることが可能なんだけど、そのクロスの凸凹やパターンも浮き出てくるよ！
『アクセントで色を変えたい』という意味での塗装だったら良いと思うんだけど、塗装壁にしたい人が想像している『フラットな壁』にはならないから気をつけて！今のクロスの色が変わるイメージ。
リフォームでフラットな塗装壁にしたい場合は、今貼ってあるクロスを剥がすだけでは下紙という薄～い紙が残ってしまい塗装がのらないんだ・・・・。下地の石膏ボードごと剥がしてやりかえる、もしくは上貼りして下地を作り直す必要があるよ！
そうなってくるとかなり大がかりなことに・・・。実はリフォームではフラットな塗装壁を取り入れずらいから、これから検討している人は気をつけてね！
躯体の壁や天井に直接クロスが貼ってある場合、同じようにクロスを貼るなら上の紙だけ剥がせば良いんだけど（これは結構簡単にはがれる）、塗装にしたい場合は下紙まで剥がす必要があるよ。。
その作業が地獄・・・ジャムの瓶の異常にはがれにくいラベルを延々剥がし続ける感じだよ。（職人さん、監督さんいつもありがとうございます）恐るべき下紙・・・！
こちらはよく頂くご質問。結論から言うと『します！』胸をはって言える！
実はリノベネコの家が塗装壁！
2年以上住んでいるけどこんな感じ。
入隅やボードの継ぎ目はクラックが入り易い。
こうゆう感じの何かこすった跡とかはそこら中についている。
小さいお子さんがいるお家は、手あかなんかも付きやすいんじゃないかな？
リノベネコの正直な感想は傷やよごれはそこまで気にならないかな。リノベーションだとその汚れていったり傷が入っていく過程も味として馴染んでくるからね！
あまり汚れがひどければその1面だけ塗装をかけても良いね！
塗料は、艶消し（マット）、3分艶、5分艶、7分艶と艶を選ぶことが出来るよ！数値が高くなるほど、艶が増すイメージ。
これだけみると艶消し（マット）にしたくなっちゃうんだけど、リノベネコ的に艶消しは危険・・・・！マジで汚れやすい・・・・！特に濃い色（グレーやカーキ、濃紺等など）は本当に汚れる・・・。白っぽいほこりが全然取れない・・・。
マットはかっこいいけど、生活するのにはなかなか気をつかうと思う。
3分艶くらいでも全く問題ないよ！リノベネコはいつも3分艶をオススメしています。
フラットな表情は他の仕上げ材にはないし、汚れてしまっても上からまた塗装が出来るよね！
海外のお宅は気軽に壁を塗り替えたりする文化があるし、塗り重ねていって出来る塗りむらや塗装の塊なんかも味になっていって愛着が湧いていくよね！
