受けとるのが当たり前だと思っている人のお話

スポンサーリンク
今回リノベネコが仕事をする中で感じたことを書いたよ!
リノベネコの知り合いで設計だけをしてた人がいるんだけど、今回設計監理で現場監理にも初挑戦したんだ。
(設計監理のお仕事はこちらのブログを見てね!設計に加えて現場監理もあるお仕事だよ!)
その現場を終えて言った一言から色々と考えることがあったよ。

彼の第一の感想が『あの工務店はあり得ない!ミスも多くてそのミスのせいで自分がお客さんに怒られた!よく今まであの会社とやっていましたね』
というものだったよ。
この言葉を聞いてリノベネコは違和感しか感じなかったよ!( 不快よりの!笑)
なんで違和感なんだろうとずっと考えていて以下の3つにまとめたよ!
 
1. 設計監理の役割を理解していない
 
現場の監督さんのミスでお客さんに怒られたことで、憤慨していたけど…
そもそも、設計監理ってそうゆう仕事だよね。 
現場がスムーズにいくように、ミスがないように監理していかないといけない。
万が一ミスが起きたら、なぜミスが起きてしまったのか次防ぐためにはどうしたらよいかトライ&エラーを繰り返さないといけないよね!
 現場監理の仕事はお客さんの矢面にたつ仕事だから、職人さんや監督さんがミスをしたとしても、自分の管理不届きですと謝らないといけない。
そして、今まで設計しかしてこなかったならその役割をしてきてくれていた人がいたんだよね!
設計監理の仕事を選んだなら、そこを受け止めて向き合っていく覚悟が必要だよね!
 
2.『今の自分の視点』でしか物事を見ていないので、新しいことにチャレンジしていても成長は止まっている

今回、彼は『設計監理』という新しい分野の仕事にチャレンジしているのに、目線が設計のみをやっていた時のままになっているよ。

今までは自分の設計したものを現場監督さんに投げて、あとはお願いします!って感じだったけどそうはいかないよね。工事も含め案件が設計した通りそして工期通りに終わるように責任をもっているのは自分だよ。どうせ職域を広げるなら、今までの仕事の領域では気づくことが出来なかったことを吸収して成長していった方が仕事を変えたかいがあるよね。

視野を今までのままで進めていくのは非常にもったいないなと感じたよ。

3.『 受けとる』ことしか考えていないから仲間をつくれない

タイトルにもあるところだね。

自分を含めて完璧な仕事が出来る人ってなかなかいないよね。誰でも初めての時があって、その時はまわりに沢山教えてもらって、与えてもらってなんとか形にして。その自分が受けたことを今度は次の新人さんや分からない人に与えていって成り立っていくのではないかと思っているよ。

今回、彼は『監理』の部分に初めて挑戦しているから、自分は出来たつもりになっているけど、とんちんかんなことや抜けている部分をすべて工務店さんがフォローしてくれていたはずなんだよね。

相手から受け取ることしか考えていないと彼のような考え方になるとリノベネコは思っているよ。『相手は完璧にやってあたりまえ』『自分は初めてなんだからフォローしてくれてあたりまえ』

どんなにベテランになっても当たり前なんてことはなくて、お互いに自分の技術や能力を与えあっているからチームが出来ていくと思うんだ。
どんな仕事も最後は人がつくるものだから、いかに仲間をつくるかが重要だと思う。
彼のように自分が受け取ることしか考えていない人は、仲間になってくれる人がいないよね。

今回はリノベネコが感じたことを、しっかり分析して言葉にしてみました。
まわりのことはよく見えるけど、自分のことは見えない・・が鉄則なので、しっかり自分自身も見直していこうと思うよ!
では、またねー!