ヒアリングで必ずするべき3つのこと

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リノベーション設計デザインの打ち合わせは、一回一回がすごく大切だということは分かったよね!

ここでリノベネコが散々ヒアリングをしてきて、これだけはした方が良いと思う3つのことをお伝えするよ!

1.いつでも優先順位を意識するべし!

まずは、お客さんの要望を全部吐き出させてあげることが満足への近道だけど、限られた時間の中でプランをまとめていく為に意識しなければいけないことは『優先順位づけ』だよ!

お客さんにどんな家にしたいかを聞く際に、『どんな風にしたいですか?』っていうめちゃくちゃ曖昧で大枠の質問の仕方をするのもオススメだよ!
そこで一番最初に出てくることは、お客さんが一番こだわりたい部分であることがが多いよ!

『 ヘリンボーンの床にしたい』
『とにかく広くてゆったりしたリビングにしたい』
『キッチンを対面にして家族と話ながらお料理したい』
『収納を増やしてすっきり暮らしたい』

このポーンと出てきたことは、お客さんが
ずーっと考えていた最も優先したいことだから、この要望は大切にしてあげた方が良いよ!

すべて要望を吐き出させてあげることは大切だけど、部屋の広さは決まっているし、予算もあるからすべてを叶えるのは不可能だということをお客さんにも理解してもらいながら進んだ方が良いね!

特にお金が関わるところは要注意。『いいですね!……でもこれ結構金額するんですよね~……、、、、先程の ◯◯と比べるとどっちが大事ですか?』とお客さんにも、自分が大事だと思うことを常に整理してもらおう!

2.インテリアイメージの共有は写真で行うべし!

インテリア(=内装)イメージは、表装部分で一番お客さんにとって分かりやすく、こだわりたいところだよね!そこで気をつけなければいけないのが、

お客さんが言ってる『◯◯風インテリア』は『◯◯風』じゃないし、お客さんが思い描く『青』は『青』じゃないということだよ!

人の頭の中のイメージや感覚を言葉で伝えるのはかなり至難の技だよ!
お客さんがどんなイメージにしたいかは、必ず写真でビジュアルで共有した方がいいよ!

『明るい家にしたい』といっていたのに、ゴリゴリのコンクリート躯体現しの事例を持ってきたりするし(お客さんにとっての『明るい』は床の色みの明るさだったりする)、『青い壁を絶対入れたい!』と言っていたお客さんもそれが濃紺なのか、スカイブルーなのかターコイズブルーなのかでテイストは全然違うよね!

そして、大切なのは『その写真のどこが好きか』を聞くことだね!
この扉の感じが好きなのか、 壁の色が好きなのか、照明の感じが好きなのか…。 それを一つ一つ聞いていくと、お客さんがつくりあげたい世界が見えてくるよ!

そのバラバラとした沢山の要素をあつめて、お客さんが思い描いてるその先のカッコイイものにまとめあげるのが腕の見せ所だよね!!!

3.『なぜそうしたいか』理由を深堀するべし!

お客さんが希望することに対して、なぜそうしたいのか深堀することが大切だよ!

例えば『アイランドキッチンにしたい』という要望があった際に、なぜアイランドキッチンしたいかの理由を聞くと、実はアイランドにこだわらなくてもいい場合もあるよ!

Q.なぜアイランドキッチンに?

A.作業をしながら子供の様子がみたい。

これに対して、キッチンは壁付けで作業台を真ん中につくるのはどう?
壁付けにするだけで大きく費用が削れて他のことにまわせるよ!

お客さんは『これしかできない!』と思っていることが多いよ!
でもその理由をしっかり聞いたら、こちらからするともっと簡単でもっと良いアイディアが出てきたりするよ!

これは、予算のコントロールや優先順位付けにもつながってくるよね!

以上が、いつもリノベネコがヒアリングで実践していることだよ!
ヒアリングが苦手な人はこの3つをとりあえず試してみてね~!