リノベ設計監理は休みがないはガチ

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今までリノベーションのお仕事の事を色々書いてきたけど、これからこの仕事をやりたいなと思っている人が一番知りたい事の1つは、『ワークライフバランスってどうよ』ってところだよね!
そこの部分をリアルを書いていくよ!


リノベネコは、今『設計監理』という職種をやっているよ。設計監理の仕事をはじめてからは、休みはすごく減ったし休みが休みとして機能しなくなったよ!
設計監理というのは、リノベーションの設計やデザインを担当した案件に対して、施工が始まってもある程度窓口となって工事の進捗を見に行ったり、設計したものがしっかり図面通り出来ているか監理することが含まれるよ!

ある一週間のリノベネコのスケジュールはこんな感じ。

土日はお客さんと打ち合わせ(お客さんが休みの日に打ち合わせや現場確認が入るよね)平日は設計業務と施工監理。施工が始まると現場の監督さん(場合によっては職人さん)からバンバン電話がくるよ。


現実を言うと、平日に休みをとっても結局電話がくるし、お客さんや業者さんからのメールや連絡がくる。
土日もお客さんとの設計の打ち合わせや現場での打ち合わせがあるし普通にメールはくる。(皆も業者にメールを送るのに、悪いから平日にしようとおもわないよね。とりあえず送っておこう!ってなるよね。)
例えば工事中のマンションの近隣さんからのクレームなどがあれば休みだろうがなんだろうが担当しないといけないし、リノベネコの知り合いは、お正月2日に家族で楽しく過ごしていたら、引き渡ししたお客さんから『水漏れしている』と連絡がきて、涙を流しながら対応したと言っていたよ。
クリスマスパ―ティーでお友達のお家についた瞬間に近隣からクレームの電話がきて、現場に駆けつけざるを得なかったなんて話も聞いたこともあるよ!


切ないけど、現実はこんな感じじゃないかな。働き方改革なにそれ美味しいの?って感じ。

もちろん会社にもよると思う。『この日はお休みだから携帯も持ち帰らない!』ということを徹底しているところもあるだろうし、お休みの日は上司や同僚がフォローしてくれる(会社とかあるのかな?)ところもあるかも。(聞いたことないけど)
一人の裁量が大きい仕事な分、個人がもつ責任範囲がとても広いよ!


これだけ見ると『ずぅぅぅぅぅぅん』って感じだね。ごめんね!
でも、見方を変えればとても自由度の高い仕事だよ。

強い意思を持てば休みは全然とれる

休みがとれないと言ったけど、これは人にもよると思うよ!
自分が休みと決めた日は絶対的に電話に出ないと決めていたり、お客様にも事前にアナウンスして『この日はお休みです』と言っておいても良いよね。
何かトラブルがあっても徹底的に電話にでなければ、会社でやっている以上誰かがとりあえず対応してくれるし、オンオフを分けてメリハリをつけている人もいると思う。
それでパフォーマンスが上がればその姿勢は正解だよね!
職域を絞る

さっき書いた通り、設計も施工も一貫して担当しているから土日も平日も休めなくなるんだよね!
例えば設計しかやらない職域もあるし、施工しかやらない職域もあると思うよ!
そうやって職域を狭めていけば、オンオフの切り替えはしやすいと思う。

ただ現実問題、そうなっていくと自分が判断したり出来る幅が狭かったり、(結局自分cadオペやん)人の下についてやらないといけない場面も出てくるから満足した一連の仕事が出来るかは?なところ。

リノベネコははじめ設計デザインだけ担当する会社にいたけど、こうゆう会社は少ないかも知れない。
元その会社の同僚は転職する際に、リノベでデザイナーをやっていくためにはもう設計監理という選択肢からは逃れらない・・・と語っていたよ。
そのあたりはしっかり確認したほうが、自分の働きたい環境とのズレが出にくいかもね。
設計監理はノマド向き!

設計監理の仕事は基本、打ち合わせ以外は会社にいかなくても作業が出来るよ!
だから、設計監理の職域を業務委託にしている会社も多いよ!
フリーランスで仕事をしたい人は、設計監理が出来れば今のところお仕事に困ることはないし、リノベネコの知っている会社は社員さんにも出社の義務がないところもあるよ!
仕事量は多いけど、時間の融通は効きやすいから子育てママさんも結構一緒に働いているよ!
その辺りはすごく未来のあるこれからの仕事だと思っているよ!
うまく現場や打ち合わせの調整がつけば、旅行にいってその先で仕事をすることも出来るしね!
ツーカーの関係を現場監督さんとつくる

どちらかというと、緊急の電話は現場からかかってくることが多いよ!
『今日この職人きてて、これから作業するからこの部分のおさまり決めて』とか『近所の人から騒音でクレームきたけどどうする?』とか。
そこで、現場を管理してくれている現場監督さんや職人さんとしっかり関係がつくれていれば、『この設計さんはこうやって納めてほしいのだな』とか『ここは確認してほしいと思っているな』とか、クレームもとりあえず現場にいる職人さんに対応してもらって、一呼吸おいてから改めて謝りにいく・・・とかが出来るよね!
心知れたお互いに信用できる監督さんとの関係をつくっていけば、現場での負担はだいぶ減らすことが出来ると思うよ!

楽しい事や完成した時の達成感は半端ないけど、その分仕事量は多いね。
リノベネコもワークライフバランスに向き合っている最中。

『北欧暮らしの道具店』という北欧雑貨のインターネット販売をしている会社さんの佐藤さんという女性店長(実質運営などされている方)が言っていた言葉がとても印象に残っているよ!
インスタのフォロワーの方から、

『生活の中でいつも仕事のことを考えていて大変ではないですか?』という質問がきた時に、
『忘れようとしてもどこかで仕事のことを考えてしまう・・今はそんな自分を受け入れて、仕事も生活の一部としてとらえてバランスをとるようにしています』(ニュアンスでごめん!)
と言っていたのがすごくしっくりきたよ!

リノベネコは性格的に電話がきてたら無視できないし、どうなっているか気になってしまうし考えるなと言われる方が大変だよ。
そんな自分を受け入れて、どうやったら少しでも楽しく生きていけるかを考えている最中だよ!