これに関してはマジで会社によってやり方が違うよ!
今回はイメージしやすいようにいくつかの会社の例を紹介するね!
設計の仕事は仕様の希望を伝えて、 お見積もりは全く別の人が担当する会社もあるよ!
お見積もりを提出するのもその担当者となることも多くて、お金のことへの責任は分散されるよ!
この場合は、設計はお客さんと話した内容を担当者に分かりやすく、漏れがでないように伝達する役目になるね!
実際工事をする施工店さんに作成してもらう場合もあるよ!
図面で内容をつたえて、現地で打ち合わせをして内容をすり合わせしていくよ!
ただ、工務店さんの好き放題にお見積もりされてしまうと担当工務店によって金額が違ってきてしまうので、会社で単価を設定し、数量をひろったりどんな工事の項目が必要かを付け加えてもらったりするよ!
この場合、最終チェックをしてお客様に提出するのは自分だから、例え工務店さんが作っていても、 漏れはないか、重複はないかをしっかり見て提出する必要があるよ!
例え工務店さんの漏れやミスだったとしても、お客さんからの牙は担当者の設計にガッツリ向けられるよ!
この場合は社内の見積もりフォーマットなどをつかって、設計が自分で数量をひろってお見積もりをつくるよ!
リノベネコはこのパターンでもやったことあるけど、見積もりつくると細かい内容まで頭に入っていいよ!
手間だけどね!
この場合、設計側で作ったお見積りから利益などを差し引いて工務店さんに出せる工事金額が見えてくるよね!
その金額で工事をしてもらえるように、工務店さんに交渉するよ!
なかなか希望と合わないことも多く胃がいたいよ!
以上 3つの例を、あげたけど最初に書いた通り見積もりの出した方は千差万別だよ!
どんな形で見積もりに関わるかで業務の量や、責任の範囲が分かってくるよ!
最後に見積りで揉めることの多い3つのポイントを書いていくよ!
①想定していた予算よりだいぶ高い
これは実はコントロールするのはなかなか難しいよ!
お客さんはテンションあがって好き放題希望を言ってくるからね…
ただ、お金がかかりそうな部分は『これは高いです』と遠慮なく伝えることが大切!
こちらが受け入れていると、お客さんは『まだ大丈夫なのかな』と思ってしまうよ!リノベネコはそれで一度すごく怒られたよ!
この希望をいれたらオーバーする…とちゃんと伝えた上で、どれを優先順位高くするのかを考えながら進めてもらう必要があるよ!
お客さん的に
『 けっこう金額いっちゃいそうだな~』と思っていてオーバーしてしまった場合と、
『いっても予算内でおさまるだろう』と思っていてオーバーしてしまった場合はショックの大きさが違うよ!
ここは逐一釘をさしながら進めていくことこそがお客さんのためになるかもしれないね。
②後から追加金額になる
これもかなり揉めるよ…
リノベーションやリフォームの場合、解体してみて初めてわかることもあるから、後からの追加が全て悪いわけではないんだけど、見落としがあったものを『ここ抜けてまして…』というのは言い出せないよ …!
①もそうだけど、お客さん心理として予想していたり心構えがあったものから大幅に差があると不安になるよね。
解体してから分かる部分や、金額に差がでてしまうかも知れないところ(例えばドアはオーダーしないと入らない・・等)は打ち合わせの段階から匂わせておけると一番良いね!流行りの匂わせだよ!
③希望が見積もりに反映されてない
希望していた仕様や決めたものがお見積もりに反映されていないと、『この人聞いてた?』となってしまうよ!
この仕事はなかなかハードで忙しく、お見積りをゆっくりつくっていられないのは現実なのは分かるよ..
でも、ここは踏ん張らないと一気にお客さんの信用を失ってしまうことになるよ!
月並みだけど、お見積り作成は早めから余裕をもって行って、チェックをしっかり行うことがポイントだよ!
お金の切れ目は縁の切れ目。
お金に関わることはお客さんの立場にたって、責任もってやっていくことが必要だね!