もっと知りたい設計デザインの仕事!~着工前準備編~

スポンサーリンク

プランとお見積もりが固まったらいよいよ工事が始まるよ!
設計が終わって一息つきたいところだけど、工事に向かう準備がなかなか忙しいよ!

やることの流れを紹介するね!

マンションの場合は工事の申請を行う

工事を急いでいる人はプランを同時進行で進めたりする場合もあるよ!

大体のマンションは
提出時期 : 工事着工の2週間~1か月前(マンションによっては2か月のところもあるからスケジュールの注意が必要)
提出物 : 申請書(マンションひな形あり)、工程表、仕上げ表、平面図
というところが多いかな。

近隣承認のあるマンションもあり!

例えば上下、左右、 斜めの8軒に工事の承認をもらわないといけないマンションもあるよ!
地道に訪問して、工事内容を説明して署名と印鑑をもらうよ。
土日にいっていない家は平日にいって、 それでもダメなら手紙をいれて。
それでも返ってこない場合は管理会社に相談して…と結構手間があるよ!

最近は知らない人が訪ねていっても出てくれなかったりするから、クラウド承認とかにしてほしいよ!時代に合わせておくれー!

工事用の図面の準備

今までのお客さんとの打ち合わせ内容を図面に反映したり、工事が進めていけるように詳細の図面を作成していくよ!

墨だし用の図面をつくったり。
家具などの詳細図を書いたり。
細かいところの塗装の指示を書いたり。

これも結構大変!
現場の監督さんはこれをもとに発注するから、品番ひと文字間違えていたら全く違う色のクロスが貼ってあったりして青ざめるよ!!

正確な図面を描くことは工事中の自分の身を守ることになるよ!
しっかり図面に書いてあれば、現場が間違っていても主張しやすいよ!
もし図面が間違っていたら、出来たものを壊してもらうお願いをしなきゃいけなくて地獄だよ!

近隣挨拶
工事着工の1週間前くらいに、ご近隣の皆様に挨拶にいくよ!
設計だけでいく場合もあるけど、これから住むのはお客さんだから一緒にいけると良いよね!
着工金お支払いのお願いやりとり

会社にもよるけど、 着工前にお客さんから一定の割合のお金をもらうよ!(着工金)

営業さんや経理の人が声かけする場合もあるけど、打ち合わせしている設計から案内を促す場合もあるよ!
企業にとってしっかりお金を頂くのは大切なこと。責任をもってやりとりするよ!

電気、水道の開栓のご案内

これ忘れがち!
工事中は電気と水道をお客さんに契約してもらう会社が多いよ!これを着工前までにお願いするよ!

現場監督さんとすり合わせ

これから工事を現場監督さんに引き継いでいくから、内容等をすり合わせするよ!
工程の確認や施主支給品やこちらで発注するのものがあればいつ納品するかなど確認するよ!

タイルなど建材の確保

これ大事!
すごいこだわって時間をかけてタイルを選んでもらっても、タイルの在庫は変動が激しくて発注するころに品切になっている場合があるよ!

タイルは輸入品も多くて次の入荷が3ヶ月待ちになったりする地獄!
そうなると一から違うタイルを選んでもらわないといけなくって地獄!
タイル割りもやり直さなきゃいけなくなって地獄!

結構地獄だよ!

そうならないために、メーカーさんに依頼すれば在庫確保できるよ! 輸入品とか納期かかるものは在庫確保!早めに発注!だね!

現場が始まる前も結構やること多いのわかったかな??
これも考えてスケジュール管理しよー!