今回はこれからリフォームやリノベーションを考えている人向けに床暖房の取り扱いについて書くよ!
(季節外れだけど許して!)
(季節外れだけど許して!)
これから購入してようとしているお家に床暖房が入っていたらラッキーって思うよね!
でもでも、リフォームやリノベを考えている人は要注意!元々の床暖房を活かしながら施工するのは条件があるよ!
物件を買ってしまってから、『あぁ!自分の思い通りに出来ないのね』となる前にご一読を!
1. 一度外して再利用はほぼ無理!
解体の時に床暖房は別でとっておいて、それを新しくするときに再利用したい!というのは至難の業。
床暖房は床材等とガッチリくっついているので、それを別々に使える状態で剥がすのは難しいよ。
もし床暖房をいれたいと思ったら新しく入れなおす前提で考えた方が良いので、その分の費用も見ておかないといけないよ!
2. どうしても活かしたければフロアを上貼り!
どうしても、元々の床暖房を使いたい人は元々の床の上から床材を貼るという選択肢もあるよ!
ただ、元々床暖房の設計はある一定の厚みのフローリング材を前提として効果が発揮されるようにつくられているから、上にフロアを貼ったらやっぱり効率は落ちるよね。
その為に専用の薄ーいフローリングが出ているよ!何と3.5~5mm!
またフローリングは基本的に釘を打たずに施工しないと、釘が床暖房に貫通して傷つけてしまう可能性もあるよ。
だから接着剤のみで施工できる材料から選ばないといけないよ!
例えば、こんなメーカーさんの商品が出ているよ!
朝日ウッドテックの『アネックスST スマートレイヤー』
出典:朝日ウッドテックHP
DAIKENの『サーモプラス』
出典:大建工業HP
BOARDの『コンタクト床暖5』
おまけ : 無垢 × 床暖房を希望している人は要注意!
デザインリノベをやりたい人は無垢フローリングにしたいな!と思っている人も多いのではないかな?
ただ、無垢フローリングは自然の木なので、熱が発生する床暖房とは変形の原因になりあまり相性が良くないよ!
でも十分に乾燥して、床暖対応の無垢フローリングとして出している材料もあるからその中から選ぶ必要があるね!
その場合幅が広い材料は狂いが出やすいので少ないのが現実。
フローリングの幅が良くて見た目も無垢が良い人は挽き板(突板)がオススメ。
熱によって動きが出ないように下の何層かは合板になっていて、上に3~5mmの無垢材を貼っているもの。
こんな感じ↓
これだと見た目は無垢だけど、動きが出づらいので安心。
これだと見た目は無垢だけど、動きが出づらいので安心。
あとは、皆の憧れヘリンボーンの床材について!
これは本来1枚1枚の木を斜めに大工さんが貼っていくんだけど、釘をとめる位置が通常のフロアと違うので床暖房を傷つける恐れがあり難しかったよ!
ヘリンボーンをとるか床暖房をとるか・・・そんな感じだったよ!
でも!
出ました!床暖房対応のヘリンボーンフロア
EIDAIの『銘樹ヘリンボーン』
あとはリノベネコも大好きなマルホンでも床暖房の対応のヘリンボーンを出しているよ!
こちらのブログ記事がとってもわかりやすい!
https://www.mokuzai.com/blog/2019/05/20190522.html
出典:株式会社マルホン
と色々と選択肢はあるね!
ただ床暖房対応のフロアは金額もなかなかお高い・・・!
新規で床暖房をいれるコストを考えると、予算感も合わせて検討しておくことがオススメだよ!