リノベデザイナーのお仕事の辛いところ3選・楽しいところ3選！

またまた久しぶりの更新になってしまったよ！
リノベネコの更新が滞っている間も見に来てくれる人がいて本当に嬉しい！ありがとネッコ！
さて、今回はシンプルにリノベデザイナーの仕事していて、辛いところと楽しいところを3選ずつ整理してあげてみようと思うよ！
このお仕事に興味がある人は参考にしてみてね！

住宅のリノベデザイナーは、基本打ち合わせはお客さんが休みの土日や祝日になるよ！
そして、月～金は工事が動いているので度々現場からの連絡が入ったり、土日の打ち合わせの為の資料作成をするよ！
例えお休みにしていたとしても、現場からの連絡は緊急なことも多いし、お客さんからのメールは普通にきたりす。
連絡が来ているのを完全にシャットアウト出来るだけの、強い気持ちがあればしっかり休めるのかもしれないけど、通知があったらやっぱりモヤモヤ気になってしまうよね。結局お休みの日でも完全に仕事から離れることが出来なくて、疲れているという声はよく聞くよ！

特に現場が始まってからは、予測もしていなかったトラブルが多いよ！
このブログでも何度も取り上げている近隣さんからのクレームや、現場で水漏れが発生した・・等々。
それらは基本緊急で、すぐに対応しなければいけないことも多いんだ。
それに加えて、解体して初めてわかった事や計画通りにいかないことの再検討もしばしば・・・。
どんなに自分で段取りをたててスケジュールを組んでも、急な呼び出しや対応も多く、結局仕事が後ろ倒し・・・なんてことも良くあるよ！
設計やデザイン以外の事もでも振り回される事が多いよ！

『設計士』とか『デザイナー』って聞くと皆はどんな感じの人を思い浮かべるかな？
黙々と図面を引いたり、デザインを考えるような職人肌なイメージをもつ人が多いのではないかな？
でも現実リノベデザイナーのお仕事は、素敵なデザインや計画が出来る、センスがある、だけではダメなんだ。
家づくりはデザインだけじゃなくて、使い勝手の検討や予算等、現実にしていくのにすり合わせてしていかなければならないことが沢山ある。お客さんから本音を引き出すコミュニケーション力がなければどんなに良いものをつくっていてもトラブルになってしまうよ。
それだけじゃなくて、見積りに間違えがあったり、納期通り工事が進まなければ信用を落としてしまうから、お金の管理やスケジュールのマネージメント力も必要。
工事が始まったら、近隣さんやマンションの管理人さんから良い印象をもってもらえるようなふるまいをしないといけないし、何かトラブルやクレームがあった時は自ら解決する問題解決能力も必要。
お客さんに最高の家を提供するのが役割なんだけど、リノベデザイナーをやっていくには幅広い能力を鍛えないといけないんだ！

気持ちが萎えるような辛い事ばかり書いてしまったけど、それを超えるほどの楽しい事があるよ！
自分が図面で描いたものが実際形になるというのは何とも言えない感動があるよ！
リノベネコがこの業界にはいる理由の1つになったことだけど、何かをデザインして、それが手にふれられる形になるお仕事ってなかなかないんじゃないかな。
空間に入った時に、自分が狙った通りに風の流れを感じたり、光の温かさを感じたり、床や壁の質感を楽しんだりするのって、どうやってもＣＧとかでは伝えられないし、つくれないものだよね！
家が出来上がった時の感動は辛かったことも吹き飛ばしてくれる達成感があるよ！

家を買ったり、大規模なリノベーションをしたりすることって人生でそう何回もないよね。
大きなお金をかけて、一生過ごすことになるかも知れない空間をつくるって責任もあるお仕事だよね。
時には家族の意見が割れることもあるし、今後の家族構成の計画などセンシティブなことも聞かないといけない。
でもそれだけお客さんの生活に入りこませてもらって、一緒に考えて、お引越しの後『生活が変わった』と喜んでもらえるのは最高の瞬間だよ！

10人お客さんがいたら、10人が違う形の家に住むし、生活への考え方も、インテリアの好みも違うから、同じ仕事が一つもないよ！
新しいプロジェクトに関わる度、新しい課題と発見がある。
大変なトラブルが続いて、もうないだろと思っても、新しいトラブルやミスが起きたりもするよ。
何年も続けて理想を追い続けても全然追いつけなくて、もっと成長しなければ！という気持ちになるよ。
デザインだけではなくて、施工や納まりなど無限に考えることや学ぶことがあるよ！
飽きるという事には無縁の世界。掘っても掘っても新しい発見や課題が見つかるよ。
一生かけて向き合っていける最高に楽しいお仕事だとリノベネコは思っているよ！

いかがだったかな？
改めて整理したら、リノベネコも仕事に向き合えたよ！
よし！明日からも頑張ろう！