住宅リノベ設計デザイナーのお仕事の流れ

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前回はリノベネコの熱い思いを書いて終わってしまったね!ごめんね!

では、気になる実際のお仕事の流れを書いていくよ!一例だけど参考にしてみてね!

①案件をふられる
リーダーや取りまとめている人に案件をふりわけてもらうよ!
その時に既に不動産取得の際に得たお客様の情報がわかるよ。年齢や職業、家族構成、年収などだね!

②お客様に挨拶のメール
はじめましてのメールをおくるよ!
ここで最初のミーティングのアポイントをとるよ!

③現地調査
お客様はすでに不動産を取得した状態でくるから、これから工事をする物件は決まっているよ!
現地に実際に行って測ったり状態を見たり、配管やダクトの方向などをチェックするよ!
この時マンションの場合は、竣工図を管理室にお願いして見せてもらうよ!

④ファーストヒアリング
対面で会うのは初めましてのミーティングだよ!
リノベネコ的にはここが一番大切といっても過言ではないと思っているよ!
まずはお客さんがどんなイメージをもって、どんな生活がしたいのかを事細かに聞いていくよ!
ビジュアルのイメージも共有してインテリアのテイストなどもヒアリングしていくよ!

⑤平面プランのご提案
初回のヒアリングの内容をうけて、平面のプラン=間取りのご提案をするよ!もう?って感じだよね!
・現地調査をして『成立した間取り』であること
・お客様の生活の『要望がかなったワックワクの間取り』であること
が求められるよ!
こんなすぐにださなきゃいけないという事は最初のヒアリングがいかに大切かがわかるよね?

ワンストップの場合、ヒアリング回数をある程度設定して、設計・施工も込みでお引越し目安をお客様に提示している場合も多いよ!
お客様にとっても、ダラダラのびていくとその分今住んでいるところの家賃とローンの開始が重なる『2重払い生活』を強いられてしまうからね・・・。
スピーディーな対応も求められるところだよ!

⑥内装仕様のご提案
前回・前々回のヒアリングを踏まえて、内装仕様の提案をしていくよ!
床材、壁材、天井材、住宅設備(キッチン、お風呂、トイレ、洗面)の提案、電気の配線(コンセントやスイッチの位置等)、照明計画、造作のイメージ、棚の数等々・・・。
並べてみると、すごい量だよね。。。
これをある程度提案しながら詰めていくよ!

次のミーティングでお見積りを出すことが多いから、お見積りがつくれるくらい内容をつめないといけないよ!
ここでしっかり内容をつめないと、お見積りの時に『あれも入っていない』『これも入っていない』となってしまうよ。

⑦お見積りのご提出
今までのミーティングで決めたお見積りを提出するよ!
自分で作成する会社もあれば、これから施工をする工務店さんにある程度お見積りを作成する場合もあったり・・と、会社によって様々だと思うよ!
でも最終的にまとめてお客様に提出するのは設計担当者のことが多いと思うよ!

ここはかなり大きなポイント!
お客様は事前にローンの金額を決めているので、要望が膨らみすぎて予算オーバーした場合、持ち出しの現金支払ってもらう形になるよ!
現金を出してでも自分たちのやりたいことを叶えたいお客様なら良いけど、本当に現金が用意できない人はあまりお見積りがオーバーしているとがっくりしてしまうよ・・・。
揉めてしまう原因の一番大きなところは『お金』だよ! ここは慎重に、かつ丁寧にすすめていかなければいけないね。

⑧工事申請
お見積りがある程度まとまったら、着工にむけて準備を進めるよ!

マンションの場合管理組合への工事申請が必要なので、申請書をマンションに提出するよ!
申請に2か月などかかるマンションもなかにはあるので、ある程度間取りや内容が決まったら先行して申請を出す場合もあるよ!

⑨近隣承認
こちらもマンションの場合だけど、ある場合とない場合があるよ!
工事を申請するにあたって、近隣の住宅(上下左右、斜めも必要な場合あり)の方から承認のハンコをもらわないといけない場合があるよ!
これ・・・時代にあってないよね・・・ってリノベネコ的には思うけど。
基本的に1軒1軒訪問して、工事の説明をして、承認のハンコをもらうんだけど、今時知らない人が訪問しても出てくれないことも多いし、平日訪ねても土日にたずねてもいない場合もあるよ。その場合は手紙をいれたり、管理人さんにお願いしたり・・・と、結構しんどいよ!
近隣承認のあるマンションだとウゲゲーって感じだよ!

⑩着工準備
いよいよ工事が着工するので、施工の担当の人と打ち合わせをしたり、必要な図面を準備したり結構慌ただしいよ!

これが大体工事が始まるまでの流れだけど、これをいったどのくらい期間でやると思うかい?
1.5~2.5か月を目標にしている会社が多いよ!もちろんお客様に合わせるけどね!長くなってもじっくり決めたい人は時間をかけるよ!

まじで忙しいよ!!!!!!!!!!
案件重なったら死亡フラグだよ!!!!!!!

⑪工事着工

ここからは会社によるけど、施工監理が始まるよ!
『施工管理』と『施工監理』が字が違って、監理は工事が図面通りしっかり行われているか現場を見にいく感じだよ!
ここはまた詳しく書くね!

まぁとにかくこんな流れだよ!
リノベネコ的な経験からすると、大体一設計者が設計中、工事中の案件を合わせて4~5件もっている場合が多いと思うよ!

結構半端ないよ!

このあとのブログでは1つ1つのステップをもう少し詳しく掘り下げてみるね!